成宮寛貴、本名を使ってhiroshige_narimiya(平宮博重)インスタに降臨
色々な所で、色々な迷惑をかけて芸能界を辞めていったであろう、
成宮寛貴こと平宮博重が海外で活動を再開し始めているようで、
若干話題になりつつある。
急な芸能界引退に関しては、薬物疑惑程度で自ら手を引かざるを得なかったのか?
別の原因があったのかもよく分からないが、
諦めない事は、素晴らしいと思う。
誰しもが、若気の至りやら失敗の経験くらいあるはずだが、
こと薬物に関しては、日本のマスコミの叩き加減は過剰というか、
不倫報道と一緒で、他にネタは無いのか?と思われる。
報道と言うか、ジャーナリズムというか、
日本に関わらずなんだろうが、悪いものを叩くのが、
真の報道と言うような、ロールプレイが散見される。
何かを叩き続けることによって、
その存在意義を内外に知らしめている内に、
何かを叩かなければならないという制約を自らに課してしまうという、
無意識の自己暗示がされているんだろうが、
ともすれば、過剰な私的制裁になりかねないこともあるだろう。
芸能人が薬物に手を出した場合の社会一般への影響力を考えたら、
叩くのが正義なのは、間違いないのかもしれないが、
もう一度、立ち上がるところの方が重要なのでは無いだろうか?
悪いことをする奴がいたから、
情報を使って叩きのめして社会的に抹殺できたらスッキリ、
では、私的制裁と変わらない。
とは言え、実際の所、マスコミで扱えるトピック的には、
視聴率やら収益性を考えれば、
より過激な報道、他局より過剰に叩く事が重要になっていくのは、
構造的にはしょうがない。
結局の所、マスコミが営利企業である限り、
この構造は変わらない。
ただし、まあNHKが防波堤になっているとは言い難いので、
企業構造の問題点もさることながら、
ロールプレイによる自己暗示の方も、かなり強いんだろう。
叩いている内に、叩くことが自分の使命と錯覚するというか、
思い込んでいまう性質は、
個人よりも集団の方が強く働くし、
叩くことで得られる一体感も
また無意識に自己暗示を強くしていっていまう。
結局の所、真実の報道なんてものは、
幻想に過ぎないのだろう。