橋下徹、丸山穂高への怒り収まらず。

 

 橋本劇場と組織論

 

橋下徹大阪府知事が、

先日の衆院選での敗戦に関してツイッターで呟いた、

丸山穂高議員にブチ切れて、

離党させてしまったようだ。

 

典型的なパワハラ上司に見えるが、

よく分からないのは、

この人は丸山議員の言葉遣いに切れたらしい。

 

いやチョット待って本気なのそれ?

 

問題なのは、言葉遣いがどうとかじゃなくて、

その言葉遣いが許せなかったことに関して、

SNSでブチ切れ、

更にSNS上の放送番組に出演して、

ブチ切れた事を自己正当化していた点だ。

 

許せないのは別に構わないというか、

しょうが無いのかもしれない。

彼の持っているロールが、

自分より立場の弱い人間の生意気な?言葉遣いを許す事ができないのだろう。

 

人間は感情をコントロールしづらい性質をもっているから、

そこはしょうがない。

 

ただしそれを表面上も隠すことができずに、

広く大衆に教えて回らないと気が済まないとなると、

自分は癇癪持ちで、特定のスイッチを押した奴は、

絶対に許さないという事も周知してしまっている。

 

まあ、事後に自己正当化に必死になっているという事は、

自分でも感情のコントロールが上手くいってない事をある程度認識していて、

予防線を張っているのかも知れない。

 

感情のコントロールが苦手なら、

SNSとか止めりゃ良いんだけなんだが、、、

 

 

また組織論的に言うと、

弱い勢力を、更に弱くしてどうするんだ?

という単純な数の論理の問題と、

 

丸山穂高が気に食わないなら、

ある程度の冷却期間を置いてから、

裏から手を回して、党に居づらくさせるとか、

強制的に自主離党させるとか、

やりようは、いくらでもあったはずなんだが、

 

それを臆面もなく、

オレは感情のコントロールや自制はできないんだー!

と、ネットにぶちまけてしまうという器量や度量の大きさの問題だ。

 

子供じゃないんだから、そこは我慢しようよ。

 

 

橋本劇場の弱点

 

 

組織を率いてた、もしくは組織を、もう一度率いるつもりなら、

これは結構、致命的な欠点にもなりうる。

 

分かりやすく言えば、

トラップを仕掛けやすい、

 

格下の記者とか、飲みに行った店の給仕やウェイトレスが、

生意気に取れるような態度や、言葉遣いをすれば、

自制ができなく、失言をするというリスクが見て取れる。

 

通常であれば我慢するべき状況だと思うのだが、

彼のロールはそう言った行動を許すことができないだろうから、

 

ちょっとした火種を用意してあげれば、

失言なり暴言を引き出せる可能性が高いという

弱点を晒してしまっている。