「ねほりんぱほりん」って?

 

 NHK Eテレの情報バラエティ

 

人形を使うことによって、

若干アレな内容を、根掘り葉掘り聞いても、

オブラートに包んで表現されてる様に見えるんじゃないの?

 

と言うNHKにしては、

アグレッシブな試みになっている。

 

前回11/1の放送は「パパ活女子」って円光じゃねーか!

今回11/8の放送が、「ネトゲ廃人

 

 

 MCの人形の声優に、山里亮太とYOUを起用しているので、

バラエティとしてもバランスが良い。

 

ネトゲ廃人

 

ネットゲームに常人の思いもよらないレベルの時間とお金を使う人達の事。

昔は廃課金と呼ばれるほどの、お金がかかる物は少なく、

時間を費やせば、トッププレイヤーに近づけたが、

 

最近のゲームは重課金化しているものも多く、

時間だけではなくお金も必要になってきている。

中には4億近く課金した強者もいるという話だ。

 

実際に4億も課金した人間がいるのか?

それともアンカリング効果を狙った広告塔なのかは不明であるが、、、

 

 

さて、

このネトゲ廃人に起きている精神的な働きは、

自己承認欲求であると思われるのだが、

どうなのだろう?

 

ゲームだと自分の素養が数値化され、

パラメーターとして確認できるので、

 

成長が実感しやすい。

 

また上位プレイヤーになれば、

同じゲームのコミュニティからの評価が上がり、

自己承認欲求が満たされると言う形になる。

 

ただし、これだけではない部分が存在している。
それは何か?

 

 

ソシャゲの課金

 

ゲームの中でもソシャゲと呼ばれるタイプの課金体系は、

ガチャを回して、

強いキャラクターか、自分好みのキャラクターが出るまで、

課金し続けると言うのが基本になる。

 

 

一昔前のMMOと言われるオンラインRPGなどに見られる、

依存を生み出す仕組みは、

ギルドやクランと呼ばれるチームを作って、

強い敵や別のチームと戦うという、

 

組織化を使った物であったが、

 

ガチャを回して、

何が出てくるのかドキドキするという単純な心理的効果の方が、

 

依存が強く見られる。

 

 

MMOなどでの、コミュニケーションが苦手な層が、

ソシャゲに流れたのか、

PCを持ってない層が増えたから、

ソシャゲの人口が増えたのか、

要因は色々と考えられるが、

 

単純に依存を生み出す仕組みとしては、

組織化より、ドキドキ感の方が勝っているのは興味深い。

 

ソシャゲが持っている依存を生み出す仕組みは、

自己承認欲求がメインではなく射幸心になっている。

 

ここから、

射幸心>>組織化という構図が見て取れるが、

 

射幸心+組織化というシステムを生み出せば、

もっと搾り取れるようになるかも知れない。

 

最近のソシャゲは違うのかもしれないが、

ソシャゲにゲーム性がなく、

単純にボタンを押していくだけのものであっても、

 

重課金者が出てくるので、

この辺りの消費行動は、かなり興味深い物になっている。